世界のトマト

世界では約8000種の品種があるトマト。その中でも珍しく、かつ日本で栽培、又は購入できるトマトを紹介したいと思います。
・ローマトマト
ローマトマトは丸型トマトよりも小ぶりな細長型で、濃いジェル、まろやかな食味を持っていて、熱を加える料理(例えばパスタ、ピッツア、煮込み、炒め物など)に使うと、美味しく使えます。
・グリーンゼブラ
引き締まった濃淡グリーンと独特の縦じま模様が特徴の小粒トマトですが、その鮮やかさは、まさしく魅惑のトマトという名にふさわしく、数あるトマトの中でも、存在感を発揮しています。
・エバーグリーン
  さっぱりとした癖のない味でサクサクとした食感です。食べるとどこか懐かしさを感じさせてくれます。色は鮮やかなグリーンですが、それで完熟です。


・レモンボーイ
  鮮やかな色彩で、美しい黄色とジューシーな果肉は、みずみずしさがいっぱいで、ほのかな甘みはフルーティー。
・ホワイトビューティー
わずかに平らでくびれのあるラウンドのクリーム・ホワイト。ジューシーで糖度と酸度の程よいバランスの贅沢なスイート・フレイバー。種子はわずかしかありません。加熱すると旨味が増します。
・ブラックトマト
見た瞬間に驚くブラックトマト。このトマトはロシアが原産の黒トマトです。甘みや酸味は少ないですが、癖がなくてマイルド。ほのかな苦味とキレのある味が特徴の希少トマトです。
・ブラックプリンス
  トマトの自然な甘さと、上品な苦味が織り成す独特の味わい。上部が黒く、下部は濃い赤。形や色味、食味もすばらしい気品あふれる、その姿はまさにプリンスといった存在です。
・マイクロトマト
  直径1cm以下のかわいらしいトマトです。ちっちゃくてもトマトの味と香りがしっかりとついています。見た目は赤い山ブドウといったところで、付け合わせや飾りにも使用されることもあります。
*番外編
・ほおずきトマト(食用ほおずき)
  ぷっくりと膨らむ、和紙のような薄茶色のガクに包まれた果実は、直径2~3cmの愛らしい形をしています。熟すと橙色に変わり、独特の神々しい香りを放ちます。糖度は平均13~16度と高く、品の良い甘さとわずかな酸味、そして何ともいわれぬ香りが口の中いっぱいに広がります。