オオカミの桃について

「オオカミの桃」というトマトジュースを知っているでしょうか?
トマトジュース界では「王様」とまで呼ばれているトマトジュースの事です。
名前の由来としては、トマトの学名は、ラテン語で「リコペルシコン・エスクレンタム」。リコペルシコン は「狼(lycos)」と「桃(persicon)」を合体させた言葉で、エスクレンタムは「食べられる」という意味。すなわち「食べられる狼の桃」となる。名付け親は、英国の植物学者フィリップ・ミラーで、1754年に発表しています。
そんな「オオカミの桃」は北海道の鷹栖町(たかすちょう)で生産していて、防腐剤などの添加物は一切使用せず、0.3%の塩分と無農薬の完熟トマトでこのトマトジュースは、酸味と甘味の調和、コクのある口あたり、栄養と、まさにもぎたてそのままです。また、体に害をおよぼす活性酸素を除去する働きがβカロチンの2倍、ビタミンEの100倍もあるリコピンが大量にふくまれています。出来た当初から人気になり、そのうち自家用の簡易加工施設では対応できなくなり、昭和61年に農協・町の出資で鷹栖町農業振興公社を設立、20万本を製造し本格的生産を始め平成2年には40万本に達していますが、大変な人気により、常に品薄の状態が続いています。
価格は一本800円前後なのですが、TVなどで紹介され、人気に拍車がかかり、一部ではプレミアム価格になっていることもあるそうです。


「オオカミの桃」の成分としては、100gあたり
水分94.0g・たんぱく質1.1g・脂質0.1g・糖質3.8g・粗繊維0.3g・エネルギー18kcal・ナトリウム130mg・ビタミンC9mg・β-カロチン4350μg
これを見ても、低カロリーであり、栄養価が優れていることがわかるかと思います。
もちろんそのまま飲んでも大変美味しいのですが、レモンを絞ったり、お酒と割ったり、トマトソースに足したりしてもいいかと思います。
ここまで「オオカミの桃」の事を紹介してきましたが、購入を考えている方は、JAたいせつのHPを閲覧するといいかと思います。

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